Voice/先輩社員からのメッセージ
松田 時来(まつだとき)
2021年入社(19歳)/建設部
Q.建設業界のどこに惹かれましたか。
「地図に残る仕事」に憧れて
住宅やビル、道路などを造るには、まず、構造物を支えるための地盤の整備や造成が必要です。そのような工事を担当する部署が建設部です。また、洪水を防ぐために決壊しない頑丈な堤防を造る、両岸に盛り土をするなどといった、河川を安全に維持する工事なども重要な守備範囲になります。
私は子供の頃から建設という仕事に興味を抱いていました。そのきっかけが何であったか、定かには記憶していません。ただ、どこかで誰かから聞いたのだと思いますが、頭の片隅に「建設は地図に残る仕事だよ」という言葉が残っていて、なんだか「カッコいい仕事らしい」という感覚を持っていました。
この言葉は、後に知ったのですが、私が生まれる以前の1990年代、大手ゼネコンが展開した新聞広告のキャッチコピーだったそうです。私の中で「自分が行った仕事の痕跡を地図に残すことができる、建設という仕事をしてみたい」という思いが次第に強くなり、その夢の実現を目指して札幌の工業高校に進学しました。
高校生活も終盤に近づき、就職先を具体的に選択する季節を迎えました。そのような時に、一足早く玉川組に入社した先輩が声をかけてくれました。「意欲ある社員を全面的にバックアップする体制が整っている。夢に向かって一歩づつ着実に進むお前の性格は、ウチのような会社に合っていると思う」その力強い言葉に背中を押され、玉川組に入社しました。
目指すは1級土木施工管理技士
社員の方々はみんな気さくで優しく、緊張を強いられることなく毎日、現場で日々の業務に励んでいます。並行して、仕事の後は国家資格である1級土木施工管理技士の取得を目指した受検勉強も行っています。
現在、私が取得している2級は、主任技術者として現場を監督することができます。しかし、規模が大きく工事金額も一定額以上になると、さらに上位の監理技術者でなければ、監督できないことが法律で定められています。
監理技術者になるには1級が必須です。資格取得には第一次検定試験に合格し、定められた実務経験年数をこなした後、受検資格が得られる第二次検定試験に合格する必要があります。
第一次検定はマークシート方式のいわゆる学科試験で、2年後の受検を目指しています。これに合格すると私の場合、8年の実務経験後に第二次検定の受検資格が得られます。1級の資格を取得すると、あらゆる工事現場で仕事することが可能になります。
私の夢である「地図に残る仕事」のリーダーとして活躍できる道が開けます。そんな私を会社は力強く応援してくれます。上司や同僚の期待に応えて必ず1級を取得し、現場の監督として自分の力を発揮したいと思っています。
1日の仕事の流れ(モデルケース)
※出勤時間は現場や仕事の役割等によって異なります。勤務時間は休憩1時間を含む、1日8時間となっております。